白髪のできるメカニズムとは?

白髪の根本的な原因は、ある程度解明されています。

 

それは、毛根にあるメラノサイトという色素細胞が作りだす「メラニン色素」が不足してしまうこと。

 

メラニン色素というと、シミの原因として有名ですよね。

 

メラニン色素というと悪いイメージがありますが、髪の毛について言うなら、黒髪を保つために欠かせない存在なんです。

 

髪の毛が成長するとき、メラニン色素があれば髪に色がつくというイメージです。

 

白髪のできるメカニズムと原因

 

メラノサイトは毛乳頭の周囲に存在し、髪の成長に合わせて増殖します。

 

メラニン色素を十分な量作り出し、髪に色をつけることが可能になるんです。

 

このメラノサイトの働きが停止したり活動が衰えてくると、メラニン色素の量も減ります。

 

すると、色付けの作業ができずに、髪の毛だけグングン成長してしまうので白髪になってしまいます。

 

メラニン色素の種類は2種類

 

メラニン色素には2種類あります。

 

ユーメラニン

 

ユーメラニンが多いと、髪は暗い色になります。

 

アジア人に多く存在し、黒髪として生えてくる特徴があります。

 

フェオメラニン

 

フェオメラニンが多いと、髪は明るい色になります。

 

ヨーロッパ人に多く存在し、金髪として生えてくる特徴があります。

 

白髪のできるメカニズムと原因

 

以上、2種類のメラニン色素があり、それぞれのバランス量で髪の毛の色が変わってきます。

 

日本人の多くは、このユーメラニンが大半を占めていて、髪の毛は美しい黒髪で生えてきます。

 

白人でフェオメラニンが多い人は、金髪などの明るい髪の毛で生えてきます。

 

メラニン色素が不足すると白髪になる

 

メラニン色素が不足すると、髪の毛が生えてくるときに色が付かない毛が出てきます。

 

それが白髪です。

 

白髪のできるメカニズムと原因

 

白髪の原因の1つとして、このメラニン不足が原因とされています。

 

では、メラニン色素の不足は何故起こるのでしょう?

 

原因は、主に次の3つです。

 

  • メラノサイトの機能の低下
  • チロシンが減少している
  • 過酸化水素が蓄積している

 

詳しく見ていきましょう。

 

メラノサイトの機能の低下

 

メラノサイトとは、髪の毛の根元にある色素細胞です。

 

簡単にいうと、メラノサイトは、髪の毛の毛根部で、メラニンを作っているんです。

 

ここで何らかの原因によって、メラノサイト細胞が機能低下して、メラニン色素を上手く作れないと、白髪が増えます。

 

どうしてメラノサイトの機能が低下するの?

機能低下の原因は大体次のようなもの。

 

これを改善すれば、メラノサイトの機能が回復して白髪改善に役立つかもしれません。

 

  • 食生活の偏り
  • 睡眠の不足
  • 血行が悪い
  • ストレスを感じている
  • ホルモンバランスの乱れ

 

ただ、簡単なようで難しい生活習慣の改善。

 

まずはできることからチャレンジしていきましょう。

 

もちろん私はサプリメントを飲みながら、食生活の改善もしてきました。

 

一つひとつ改善していきましょう。

 

チロシンの減少

 

チロシンとは非必須アミノ酸です。

 

脳や神経を正常に働かせる為に必要不可欠なアミノ酸です。

 

神経伝達物質の濃度が上がることで、やる気が出たり、気分転換ができたりしますので、チロシンのサプリメントも多く発売されています。

 

チロシンは、メラノサイトで作られるメラニンの材料になります。

 

チロシンがチロシナーゼという酸化酵素によって、メラニン色素になるんです。

 

チロシンが減少してしまうとメラニン色素が作られません。

 

要するに、チロシンが減ると白髪が増えるんですね。

 

どうしてチロシンが減るの?

チロシン減少の原因の一つは、貧血です。

 

なぜなら、チロシンは血液に含まれていて、この血液は私達の頭皮へチロシンを運んでくれます。

 

ですから、貧血で血液が減少すると、チロシンが運ばれてくる量そのものが減るので、チロシン不足になるんです。

 

貧血にならないように、しっかり栄養をとりたいですね。

 

過酸化水素の蓄積

 

過酸化水素とは、活性酸素の1つ。

 

身近な物だと、この過酸化水素は消毒や殺菌剤、漂白剤などにも使われています。

 

この過酸化水素は、チロシナーゼという酸化酵素を破壊します。

 

正確に言うと、チロシナーゼ内のメチオニン(アミノ酸)を酸化させ、破壊してしまいます。

 

チロシナーゼが破壊されると、チロシンと結合することができず、メラニン色素が減少します。

 

このため、黒髪が白髪となるのです。

 

過酸化水素はどうして蓄積するの?

過酸化水素が蓄積される原因として、加齢による影響が大きいんです。

 

そもそも過酸化水素が生まれるのは、私達が行っている呼吸。

 

酸素を体内へ取り入れる時に、この酸素の1部が過酸化水素になるんです。

 

本来これらは、「カタラーゼ」、「グルタチオンペルオキシダーゼ」という酵素によってどんどん分解されていきます。

 

でも、加齢によって酵素の量が減ると、毛包に過酸化水素がどんどん蓄積されてしまいます。

 

 

白髪を改善する方法

 

メラニン色素がたくさん作られていて、髪の栄養が行き渡っている時に、理想の美しい黒髪が生まれます。

 

白髪のできるメカニズムと原因

 

このような状態なら、白髪で悩むこともなくなりますよね。

 

白髪を減らす効果的な改善方法は、次の3つ。

 

  • メラノサイト機能の回復
  • チロシン増加
  • 過酸化水素の蓄積を防ぐ

 

先ほど確認した原因を取り除くことが白髪改善につながります。

 

@メラノサイトの機能を回復させる

 

食生活の悪化を改善させましょう。

 

コンビニ弁当やカップラーメンが多い人は、お腹はいっぱいになっても必要な栄養素はとれていない可能性があります。

 

必要な栄養素が不足すると、メラノサイトの機能も低下して、メラニン色素の生成量が減少していきます。

 

基本は、栄養バランスのとれた食事ですね。

 

もちろん、サプリメントで栄養を摂取するのもいいですね。

 

白髪のできるメカニズムと原因

 

また、睡眠不足は血液の循環が悪くなり、栄養が隅々まで行き渡りません。

 

ですから、質の良い睡眠をしっかりとりましょう。

 

白髪のできるメカニズムと原因

 

また、血液の循環を良くするためにも、軽い運動を続けましょう。

 

白髪のできるメカニズムと原因

 

時間がなければ、日常生活の中で多めに歩いたり、ストレッチをしたり、体を動かすことを摂りいれましょう。

 

それによって、ストレスも緩和されます。

 

白髪の原因として必ず上げられるのがストレス。

 

ストレスは、自律神経の乱れを引き起こします。

 

その為、間接的にメラノサイトにダメージを与えて、白髪が増えます。

 

ストレスをため込まないために、リラックス、軽い運動をしましょう。

 

トレスになる原因を少しずつ排除して、自分が楽でいられる時間を多くしましょう。

 

Aチロシンを増加させる

 

チロシンは非必須アミノ酸なので、体内でも合成されます。

 

体内でチロシンを合成するには「フェニルアラニン」という必須アミノ酸を摂取するのも効果的。

 

肝臓でフェニルアラニンからチロシンを生成してくれます。

 

フェニルアラニンやチロシンのサプリメントを摂取するのが、チロシン生成量の増加のための近道です。

 

また、チロシンが減少する原因となる貧血も改善しましょう。

 

B過酸化水素の蓄積を防ぐ

 

過酸化水素の蓄積は、体の酸化を早めます。

 

酸化を防ぎ、若々しいお肌を保つためにも、過酸化水素を防ぐ方法を実践したいもの。

 

それは、抗酸化物質を積極的に摂ることです。

 

ビタミンC、ビタミンEなど、色の濃い野菜に抗酸化作用があります。

 

白髪のできるメカニズムと原因

 

トマトのリコピンも強い抗酸化作用があるので、1日1杯のトマトジュースを飲むのも効果的です。

 

もちろんサプリメントから摂取するのも効果的です。

 

白髪を抜くと増える?

 

白髪を発見したら抜きたくなりますよね。

 

白髪のできるメカニズムと原因

 

でも、白髪を抜くと増えるという話も聞きます。

 

しかし、長年白髪を抜き続けているという人もいるんです。

 

その人によると、白髪を抜くならば、頭皮のアンチエイジングと育毛ローションを使ったマッサージなど、育毛ケアを並行して行う方がいいとのこと。

 

白髪ケアと同時に育毛ケアも習慣にしたいですね。

 

 

白髪改善のために摂りたい栄養とは?

 

メラノサイト活性化のために、どんな栄養素を摂ればいいのか、最近ではわかってきました。

 

海藻類

 

海藻類が髪に良いと言われているのはヨードが含まれているからです。

 

ヨードには代謝を促進させる作用があり、メラノサイトを活性化させる働きがあると言われています。

 

豆類

 

豆類の白髪改善への期待されているのは、メラニン色素の原料となるチロシンが含まれているためです。

 

また、白髪だけではなく、血液をサラサラにしたり、話題の大豆イソフラボンが豊富に含まれているので、女性ホルモンのバランスを保つためにもオススメです。

 

 

チロシナーゼを活発にする(カキ、レバーなど)

 

ビオチン

 

タンパク質の代謝を高め髪を健やかに保つ(アーモンド、大豆など)

 

 

髪に栄養を運ぶ(ほうれん草、ひじきなど)

 

亜鉛

 

摂取したタンパク質を髪の毛にするのを助ける(カキ、すっぽんなど)

 

タンパク質(アミノ酸)

 

髪の毛はケラチンというタンパク質からできています。

 

食事でタンパク質を摂ると、アミノ酸に分解されて体内に吸収されます。

 

ですから、アミノ酸を摂取することは、髪にとってもいいんですね。

 

チロシン

 

アミノ酸の一つで、メラニン色素をつくるのに役立つアミノ酸です。

 

このチロシンを配合しているサプリメントもありますので、一度試してみるのもオススメです。

 

白髪の改善に苦労する理由

 

白髪はもう死んだ髪だから元には戻らない・・・

 

そんな風に思っていませんか?

 

でも、実はそんなことはないんです。

 

白髪の改善には、時間もかかるのは事実です。

 

でも、あきらめずに続ければ、白髪はきっと改善します。

 

時間がかかる理由は、白髪を改善するにはメラノサイトを元気にして、メラニン色素をつくることから始めなくてはならないから。

 

メラニン色素をつくれなくなる主な原因は、先ほども書いたとおり、

 

@栄養不足
A頭皮の問題

 

これはハッキリしています。

 

ただ、2つの原因を引き起こす要因はたくさんあります。

 

  • タバコ
  • 血行不良
  • 夜ふかし
  • 睡眠不足
  • お酒
  • 食生活の乱れ
  • ストレス
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 刺激の強いシャンプー
  • 毛穴つまり
  • 紫外線
  • ドライヤーの当て方
  • エアコンによる乾燥

 

自分の白髪の原因はこれ、と特定するのは難しいですよね。

 

そして、何から取り組んでいいのかわからなくなります。

 

結局白髪改善なんて無理・・・となってしまうんですね。

 

また、同じことを実践しても、人によって白髪の改善度合いは異なります。

 

何をすれば白髪が改善するのか、正解は一つではないんですね。

 

でも、「ダメ元でやってみよう」くらいの軽い気持ちでいろいろ試してみましょう。

 

いろいろやっているうちに、気が付けば白髪が改善していたということもあるんです!

 

白髪のできるメカニズムと原因

 

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